城山八幡宮
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「知恵と幸福の使者」・「森の哲学者」
フクロウの森


3月下旬、フクロウが渡ってきます。大木の洞(ウロ・樹洞)に営巣し子育てをします。フクロウ目フクロウ科フクロウ属のフクロウです。夜間の生態系ピラミッドの頂点に位置する猛禽類です。

また6月中旬、アオバズクが渡ってきます。やはり洞(ウロ・樹洞)に営巣し子育てをします。フクロウ目フクロウ科アオバズク属に分類されます。夏に飛来し、冬季には東南アジアで越冬するとされますが、正確な生態ははっきりしません。青葉の頃にやってくるのが名前の由来です。

フクロウもアオバズクも、広義に「フクロウ」と云われます。フクロウの方が体長が大きく、アオバズクの方が身体に大きな縦縞が入ります。
夜間には活発に捕食をしますが、全くの無音で飛翔するので中々確認することが困難です。
暗くなる頃から「ホーッ、ホーッ」と鳴いています。フクロウが鳴くと次の日は晴れると云われます。

「知恵と幸福の使者」と云われ、「森の物知り博士」「森の哲学者」とも称されます。また、「不苦労」・「福籠」・「福老」に通じるため、「苦労しない」・「幸福が籠もる」・「幸福な老い」をもたらすとして大切にされます。

昼間に高い木の枝に止まり、じっとしている事があります。
本当に静かに思索をめぐらせているようです。
見つけた方には幸運が訪れるかもしれませんが、絶体に捕獲したり物を投げたりしないで下さい。
幸運が逃げていってしまいます。



フクロウの兄弟(姉妹?)が洞(ウロ)から覗いていました。雛は白い体毛です。





弟かな?




お兄さんかな?


 


アオバズクの親子。下からお父さん(お母さん?)が見守って。


 


アオバズクの雛。


 

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